ビジネスマッチングならビズクリエイト
企業が販路開拓や仕入れ先の見直し、新規事業立ち上げを検討する際、ビジネスマッチングを活用すればビジネスパートナーを見つけやすくなります。ビジネスマッチングとは、ビジネスパートナーを探している企業と企業を結びつける場であり、そのサービスを指す言葉でもあります。
ビジネスマッチングには、商談会や展示会などの交流イベントや、ウェブでのビジネスマッチングサービスがあり、また、銀行でもビジネスマッチングを行っています。
ここでは、ビジネスマッチングに銀行が取り組む理由や、ビジネスマッチングにおける銀行の強みについて解説しましょう。
ビジネスマッチングを利用することで、どのようなことができるのでしょうか。また、銀行が行っているビジネスマッチングについても解説します。
ビジネスマッチングでは、自社のニーズに合ったビジネスパートナーを見つけられます。事業拡大・新規事業立ち上げなどに必要な技術やノウハウなどのニーズがある企業と、そのニーズに対応できる企業がマッチングするといったことが可能です。
例えば、開発した製品を大量生産したいのに大規模な生産ラインを作る予算がない企業が、生産ラインの空いている工場とマッチングできれば、いいビジネスパートナーになるかもしれません。
また、関東地方にしか販路を持たない企業が、日本全国のみならず、海外にまで販路を持つ企業とマッチングして提携できれば、事業の拡大が加速するでしょう。
銀行などの金融機関もビジネスマッチングを行っています。
銀行が行うビジネスマッチングの手法としては、主に、ビジネスマッチングサービスの運営者となる場合と、独自に企業と企業を引き合わせる場合の2つです。
銀行がビジネスマッチングサービスの運営者となる場合は、ニーズを探している企業がみずからニーズを持つ企業を探すことになります。一方、銀行が独自に企業と企業を引き合わせる際には、銀行の取引先企業の中からニーズが合うと思われる企業を銀行が引き合わせます。銀行が取引先企業の経営実態を把握していることなどが強みですが、銀行の強みについては後述します。
銀行などの金融機関は、なぜビジネスマッチングに取り組んでいるのでしょうか。ここでは、その理由についてご紹介します。
銀行がビジネスマッチングに取り組む理由としては、企業の成長支援が挙げられます。企業の成長を支援し、経済・社会の発展に貢献することが銀行の使命でもあるのです。
ビジネスマッチングで求められるニーズには、事業拡大や新規事業立ち上げだけではなく、仕入れコストの削減や物流の効率化なども考えられます。銀行がビジネスマッチングに取り組み、その結果、ニーズが合った企業同士を引き合わせられれば、それぞれの企業の成長につながるかもしれません。
また、銀行のビジネスは、GDPなどの経済指標にも連動しているため、企業が成長していくことで、銀行のビジネス機会も増えていきます。
銀行がビジネスマッチングを行うことで、企業が提供しているサービスや商品への理解が深まることも、ビジネスマッチングに取り組む理由のひとつでしょう。
銀行がビジネスマッチングに取り組む過程では、企業が抱えている課題をヒアリングし、紹介すべき企業を探します。その際に、企業の強みなどを理解できれば、新たな提案にもつなげることができるかもしれません。
ビジネスマッチングに取り組むことで、企業の成長を手助けできるような、より良い提案ができる可能性も出てくるのです。
ウェブのビジネスマッチングサービスを利用する場合は、アカウントを登録して自社で相手先企業を探しますが、銀行にビジネスマッチングを依頼する場合は、まず銀行に相談することになります。
ここでは、銀行などの金融機関がビジネスマッチングを行う際の、一般的な流れについてご紹介しましょう。
事業拡大やコスト削減など、経営に関する課題のある企業が、銀行に「売上増加のために販路を拡大したい」「製造コストを削減し利益率を改善したい」といった相談をします。相談内容をもとに、銀行が詳細なヒアリングを行います。
企業から依頼を受けた銀行は、取引先企業の中から課題解決できそうな企業を選定します。
課題解決できそうな企業が見つかれば、銀行が企業同士を引き合わせます。ただし、必ずしも希望した企業を紹介できるというわけではありません。
ビジネスマッチングには、銀行以外にもさまざまな企業が運営しているものがあります。ここでは、銀行が手掛けるビジネスマッチングの強みについてご紹介します。
銀行の強みとして、さまざまな業種の企業を紹介できるということが挙げられます。商談会や展示会などの交流イベントでは、イベントのテーマに合った企業としかマッチングすることはできません。
しかし、銀行は取引先企業が多く、多種多様な企業から最適な企業を引き合わせることが可能です。
銀行は、取引先企業の経営実態をしっかり把握しています。
商談会や展示会などの交流イベントや銀行以外が運営するビジネスマッチングの場合、ニーズを持つ企業の経営実態まで把握することはできません。
しかし、銀行のビジネスマッチングであれば、引き合わせようとする企業同士の経営実態をしっかり把握しているため、安心してビジネスマッチングを依頼することができます。
銀行は、ビジネスマッチングのノウハウが蓄積されていることも強みのひとつです。交流イベントや銀行以外が運営するビジネスマッチングの場合、自社で商談相手を探すことになります。そのため、これまでにビジネスマッチングを行ったことのない企業の場合、何を基準に商談相手を選べばいいかわからないこともあるかもしれません。
しかし、銀行は古くからビジネスマッチングに取り組んできた歴史があるため、銀行にビジネスマッチングを依頼すれば、蓄積された多くのノウハウをもとに、最適な企業を引き合わせてくれるでしょう。
銀行のビジネスマッチングにおける強みとして、中立的立場から支援できることも挙げられます。
銀行は、経済状況の理解だけでなく、取引先企業の経営実態までしっかり把握しています。銀行が持つ多くの情報をもとに、中立的な立場から双方のマッチングを支援することが可能です。
銀行は多数の取引先企業があり、ビジネスマッチングのノウハウも持っていることが強みです。銀行の強みを理解した上で、銀行のビジネスマッチングを活用してみましょう。
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